近年、少子化、高齢化社会の急速な進展で医療を取り巻く環境は大きく変化しています。そして地域社会の中で薬局が果たす役割も大きく変化してきました。
調剤薬局は、単に薬をお渡しする機関ではなく、薬と患者様を総合的に捉えて、患者様の為に、複数の医療機関から発行される処方箋のチェックや、薬の有効性、安全性等の情報提供をし、様々なアドバイスを行う場所であると考えられています。
医療の主体は、医師や薬剤師にあるのではなく患者様であります。指示されたことに忠実に従うというより、患者様が主体となって「自分自身の医療に自分で責任を持って治療法を守る」ということが大切で、そのためには、患者様の病態と生活環境に合わせた服薬アドバイスが必要であると考えております。
このように、私たちオーティ薬局は、「患者様中心に」ということを念頭におき、3S(安全・笑顔・速く)をモットーに、日々の業務を務め、地域の皆様から地域社会を代表する薬局になりたいと念願しております。
この様な考えをもって、これからもよりいっそう、社員一丸となって健康と安心、思いやりを皆様にお届けできるよう邁進してまいります。
人に優しい店舗を作る為には、笑顔とコミュニケーションが大切です。日々様々な患者様が訪れ、対応していかなければなりませんが、重要なことは、常に周りの状況を把握しながら、患者様への思いやりをもち、患者様と同じ立場に立って、患者様のご要望にお応えする事だと考えております。例えば、カウンターからの投薬だけでなく、必要であれば、患者様が待っておられる座席まで薬をお持ちする、また時間を気にしておられる患者様がいらっしゃれば、待ち時間をお伝えすること等により、そこには自然と、人に優しい空間ができていると考えております。
薬局に対する不満の中で一番は、待ち時間が長いことです。辛い体で、薬局に来てくださった患者様に、私たちができる最も大切なことは、お待たせしないことです。ですから、患者様をお待たせしない薬局が「選ばれる薬局」になると考えております。
調剤の時間をできるだけ短縮し、その分患者様との服薬指導に時間をかける様にする為、私たちは、日々、業務改善に取り組んでおります。
定期的に研修会を開き、薬剤師のレベルアップを図り、薬物事故を未然に防ぐように努めております。
更に、薬局内に安全管理対策委員会を設置し、各店の事例報告書を基にミス防止に取り組んでおります。「安全に」とは、お薬を間違いなくお渡しするだけでなく、その患者様に合わせた服薬指導により、お薬をより理解してもらい、正しくお薬を飲んでもらうことだと考えております。
オーティ薬局:会社案内