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どうもはじめまして、とある薬剤師です。
このたび、オーティ薬局のホームページにおいて「雑談コーナー」の文責を担うこととなりました。
ちょっとした豆知識や、皆様からの質問にお答えするなど、読み物として楽しく書いていければなぁと思っております。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。


少しだけ自己紹介などを。

オーティ薬局に勤めて、もうすぐ丸10年になろうとしています。
各店舗を回りながら、様々な診療科の先生方にお世話になり、多様な処方の勉強をさせていただきました。
まだまだ知識不足ですが、その中から少しでも皆様のお役に立てるようなことを、つらつらとつぶやいていこうと思います。
今流行の「ツイッター」のように、140文字では収まりそうにありませんが…。


さて、あまりぐだぐだと書いていても始まりませんので、早速第一弾を。

お薬を、水以外のもので飲んではいけないのはなぜ?

お薬は水かお白湯で飲むもの」そう教えられた方は多いと思います。
でも「なぜ」他のものではダメなのか?

例えば、緑茶や抹茶、あるいはコーヒーや紅茶などには、カフェインやタンニンといった成分がたくさん含まれています。
お薬の種類によっては、これらと一緒に飲むとお薬の吸収が上手くいかず、効果がきちんと発揮されない場合があります。
また、元々胃に負担をかけるタイプのお薬(一部の痛み止めなど)は、カフェインとの相乗効果で、胃を荒らす可能性が高くなってしまいます。
さらに、安定剤や睡眠薬の場合ですと、カフェインには興奮作用がありますので、どちらの効果も打ち消されたりすることがあります。

フルーツジュースやスポーツドリンクなどは、小さなお子様に使われる粉薬の一部に、苦味を増してしまうことがあります。
大人の方でも、高血圧のお薬などはフルーツジュースを避けたほうがいいものもありますね。

アルコール類は、お薬をたくさん体に取り入れてしまい、お薬の効果が強く出過ぎてしまう場合が多いです。特に、睡眠薬などとの併用はできる限り避けてください。

…などなど、一部ですが例を挙げさせていただきました。
特別な理由のない限り、お薬の効果を適切に発揮してもらうためにも、
お薬はなるべく水かお白湯で飲むようにお願いします
ということですね。

さて、以上で第一回のつぶやきコーナーは終わりです。
ご意見・ご感想・ご質問などをこちらでお待ちしております。

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